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ごまの歴史にはどのようなものがあるのでしょうか。 興味があったので、 この植物の歴史について簡単に調べてみました。 ごま(胡麻、ゴマ 学名:Sesamum indicum)は、ゴマ科ゴマ属の一年草です。 ごまの起源地については、 インド説、アフリカ説の両説がありますが、 アフリカ大陸に多種のゴマ科植物が自生していることから、 アフリカ起源説が有力のようです。 ただし、考古学の発掘調査によりますと、 栽培ゴマの発祥地としては、紀元前3500年頃のインドであるということのようです。 このことはすなわち、アフリカのサバンナ地帯に自生していたゴマが、 紀元前3500年から3000年頃にエジプトやインド、中国へと伝わり、 その後にヨーロッパや日本にも拡大したということなのでしょう。 ごまの歴史をひとことで云うとこうなりますが、 年代などに関しては、最新の調査や研究によっては変わってくる可能性もあります。 このことは、歴史を勉強すればわかることですが、 歴史的事実の変更ということで、 よくあることです。 日本への上陸については、 縄文時代の遺跡からごまの種子が出土した事例があることから、 縄文時代には我が国にも伝播していたと考えられます。 奈良時代には畑で栽培し、 ゴマ油を食用としたり、燈油として使用していたようです。 平安時代の「延喜式」には、 ゴマの菓子や薬用利用についての記述がありますが、 この当時はまだ貴重品であり、 上流階級のみが食するものであったようです。 我が国においてごまが広く一般庶民に普及したのは、 ゴマが量産されるようになった江戸時代からです。 それまでは手の届かなかったごまが身近なものとなって、 多くの料理等に利用されて、 ゴマ食文化とでもいうべきものが確立されていきました。 わが国で使われるごまの99,9%は、 輸入されたものだそうです。 また、国産のごまのほとんどは鹿児島県の喜界島で生産されていますが、 その生産量は全体の0.1%にしかならないそうです。 なお、世界のごまの生産国としては、 ミャンマー、インド、中国、エチオピア、スーダンなどが有名で、 世界総生産量の約50パーセントを占めています。 こうしたことから見て、 私たちに一番身近な存在であるにもかかわらず、 生産や供給は外国頼みであることが、 よくわかると思います。 しかし、 「国産のもののほとんどが、 鹿児島県の喜界島で生産されており、 その生産量が全体の0.1%にしかならない」 この事実には正直驚きました。 四六時中目にする、ごくありふれたものが、 実はほぼ100%輸入ものだったなんて、 びっくり仰天のことでした。 事実は小説より奇なり。 この言葉の真実性を、 あらためて実感した次第です。 |
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