黒ごまでハゲは治るか 発毛増毛実験室 "完全無欠の完璧ハゲ" 克服を目指す実況中継! |
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発毛増毛実験室 >黄金大将のハゲ退治 >悲哀 |
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ハゲの悲哀は、 毛なし頭になった者でないとわからない。 つらいなどというレベルのものではない。 とくに若年性の薄毛の場合は。 まず、電車に乗った時がみじめだ。 空いている電車ならまだいいが、 通勤ラッシュ時の満員電車などでは、 生きているのがつらいという思いだ。 びったし後ろにつかれて、 後頭部を後ろの人にさらす時のみじめさ。 この悲哀は、経験した人にしか分からないものだ。 こういった時には、 自分の思い込みかも知れないが、 馬鹿にされているような気がする時もある。 わざと息を吹きかけるようなことをする人も、 なかにはいる。 後頭部めがけて。 数は少ないですが、 こういったことをする人は。 ただ髪が極端に少ないだけなのに、 どうして馬鹿にされなくてはいけないのか。 能力が他人より劣って馬鹿にされるならまだしも、 髪の毛の多いか少ないかの違いで、 どうして人に馬鹿にされなければならないのか。 このような悲哀まで感じなければならないのか。 自分のひがみも混じって、 はげていることを呪う日々もあったかも知れない。 これはまさに、 髪の毛が薄いことの悲哀であった。 たかが毛なし。されど毛なし、である。 毛なしであることがそんなに嫌なら、 毛なしから脱出してしまえばいいじゃないか。 このたびの、発毛増毛の試みは、 こういった苦悩、悲哀からの解放という意味もある。 かつらよりも自前の髪の毛。 ごまで髪の毛が生えるのか生えないのか。 この壮大は毛なし克服の実験は、 まだ始まったばかり。 まさに≪夢の途中≫である。 発毛の予感は的中するのかどうか。 それとも悲哀を持ち続けることになるのか。 これから一年間ほどが楽しみな毎日です。 |
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